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歌の女神「波多野睦美」さん

2010.05.11(05:23) 396

波多野睦美さんのコンサート、ただただ“素晴らしい!”としか、言葉がありません。

今回は11歩、大股で舞台中央に歩いてこられて、止まったと思った瞬間、
歌が始まります。

それほど多くのコンサートに伺っているわけではありませんが、どなたも皆さん
“さぁ、これから歌いますよ”という、歌い始めの身構えがあります。
“さぁ、これから始まるぞ!”
観客席のわたしたちも、その瞬間、期待と緊張に、手に汗握ります。(?)

でも、波多野さんにはその一瞬がない。

息をするのと同じ、自然に、もうそこに「歌」があります。

聴く私たちも、ごく自然に波多野さんの吐く息を受け止め、味わう。

なにもかも“自然”。

曲と曲の間には、波多野さんの、これから歌う曲の解説が入りますが、
それがまたいいのです。

解説の言葉も、波多野さんの場合は“歌”。
後になって、よみがえってくることが、とても多い。

青葉台、フィリアホール、5/8 18:00開演

プログラム
ジョン・ダウランドのリュートソング1

甘い愛が呼んでいる
悲しみよ とどまれ
冷たいきみ ぼくの心を引きさいて
愛と運命に


イギリスのフォークソング

スカボローフェア
三羽のカラス
サリー・ガーデン
カッコー

ジョン・ダウランドのリュートソング2

彼の金髪を
流れよ わが涙
うせろ 自分しか愛さない者たち
彼女はいいわけできるのか

・・・・休憩・・・・・

リュート ソロ

パヴァーン
ウィロビー卿のご帰館
アルメイン
ラクリメ


ヘンリー パーセルの歌曲

美しい鳥~歌劇「アーサー王」より
恋が甘いものなら~歌劇「妖精の女王」より
エジンバラの街から遠く~劇音楽「偽りの結婚」より
僕よりも幸せなものは~歌劇「妻を支配すること」より
孤独


リュートも最高!
リュートとは琵琶に似た楽器と思ってください。
そのリュートを弾く  つのだたかしさん、
タブラトゥーラの演奏を聴いて以来、一見もの静かに見える
その風貌のむこうに、“ぶっきれた途方もない世界”をもった
すごいアーティストであることを知りました。

案の定、一瞬でしたが、今回もその途方もない一面を覗かせた
トークが入り、会場は温かい笑いが満ちて、和みの時でした。

波多野さん、季節を意識されてか、濃いグリーンに淡いグリーンを
重ねたロングドレス、5月という季節と、また青葉台の会場にふさわしい
素敵なドレスでした。
まさに「歌の女神」そのもの。

波多野さんが見つめているもの、その軌跡、アーティストとは
このようであってほしいものです。


魅せられて・・・バーミーズ


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コメント
波多野さんはファンに恵まれていますよね。
イギリスのリュートソングが専門でも、シャンソンや日本の歌を歌ってもすばらしい。
このレパートリーの広さは米良さんにも通じるけれども、米良さんは何を歌っても米良節となって独自の世界を築くのですが、波多野さんはそうはならない。
この自然さが彼女の魅力だと思います。
【2010/05/11 07:43】 | #- | [edit]
いまさらのコメントで申し訳ないです
m(._.)m古い記事を見ていたら、
面白ろそうな内容だったので、コメント致しました(^^)
リュートをお聞きになられたのですね?
非常にラッキーだと思います☆
リュートは古代楽器で、今はEUのドイツなどの国で職人がハンドメイドで作っていますが、
大抵高いです...
でも、音の輪郭はなんとなくクラシックギターを
若干バロック風にしたような色になります。
非常に心地よい音色ですね(^^)
しかし、リュートは弦の数が多く、確かフレットレス?な為、演奏自体が難しいので、
リュート奏者が少ないのが現状です。
ギターと比べて、ネックの部分か90度に曲がっているのが特徴ですね☆(^^)b
僕もチャンスがあったら聞きに行ってみたいと思います
【2013/01/16 22:17】 | SHUU@Beaujolais #- | [edit]
リュートはフレットレスではなく,ガットフレットといってガットをネックに巻き付けます。ギターのようにフレットを打つわけではなく固定されないので「音律」を変えることができます。
また,ルネッサンスリュートに限れば普通は6コースで1コースのみ単弦で残り5コースは復弦,ただし5・6コースはオクターブ,2・3・4コースはユニゾン。調弦は1コースから,g-(d/d)-(A/A)-(F/F)-(C/C')-(G/G') 。
なので,ギターとは3度の位置が違うだけでそれほど演奏が難しいとは思いません。
ただし,バロックリュートではバス弦が追加されるので少し難しくはなります。
【2013/01/18 10:14】 | March Hare #- | [edit]
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