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グリーンホール相模大野
- 2010/02/25(Thu) -
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2月20日 グリーンホール相模大野

オペラシティでの興奮冷めやらぬ内に、明くる20日はグリーンホール相模大野で
カウンターテナー米良さんのリサイタル。

プログラム1部

「水色のワルツ」「死んだ男の残したものは」「君が欲しい(サティ)」
「深い河(黒人霊歌)」「輝く日を仰ぐとき(賛美歌)」「もののけ姫」

「君が欲しい・・・ジュ トゥ ヴ」(サティ)

   ・・フランスでは、まず、シャルル ド ゴール空港に降り立つと・・
   ・・ざわざわと心騒ぐざわめきが香りと共に私を迎えてくれる  ・・
   ・・アメリカはもちろん、イギリス、カナダ、ニュージーランド ・・
   ・・そのほかのどの国にもない、一種独特の“香り”      ・・
   
その“香り”が、米良さんの“ジュ トゥ ヴ”に乗ってグリーンホールを
満たしていきました。

フランス人の粋な気ままさ、アンニュイさ、からっとした好色さ、そして、
同時にそこに漂う危険な香り。

波多野さんも歌っていますが、米良さんの醸し出す、この危ない香り
には到底かなわない。

米良さんの凄さは、この危険な香りで聴く人たちを酔わせること。
日本の歌もいいけれど、米良さんの歌うシャンソンは最高!


休憩後の2部では・・・・

開幕を知らせるベル、シンとして待つ私たち。

あら、後援会女性代表者かしら?
それにしても割烹着姿で・・・
と思う間もなく、あっと気がつきました。
なんと、女装の米良さん。

お着物をお召しになって、その上に割烹着を着けられて、まぁ、まぁ、
お髪までチリチリパーマの昭和初期。

すっかり意表を突かれてしまいましたが、よくよく見れば確かに米良さん。
でもね、一瞬、本当に女性と信じてしまいました。

この女装で歌った曲目は
「サッちゃん」「たき火」「七つの子」

ここで、ピアニストの長町順史さんとぴったりと息のあった所を見せて
くださいました。


2部の後半は、「夜明けの歌」「四季の歌」「この広い野原いっぱい」
「寒い朝」「見上げてごらん夜の星を」「花」

アンコールは・・・・・・・

(書きたくないな・・・・・)

「○○」「ヨイトマケの唄」。

米良さんの生い立ちを知り、お母様のご苦労を思えば、
“ヨイトマケの唄”はわかります。

でも、「○○」は、“ヨイトマケの唄”とは全然意味が違う。

私は絶対に米良さんに“ヘイヘイホー ヘイヘイホー”などと男性の
立場での歌は歌って欲しくない!

拒否反応が起こりそう・・・・・

米良さんでなければならない歌、米良さんだからこそ歌い継がれる曲、
選曲が大切と、とっても強く思いました。

ちょうど前日がソプラニスタのコンサート、そして翌日が米良さん。

比べたくなくても、つい比べてしまうことに。

それにしても岡本さんと米良さん、なんと大きな違いが・・・・
でも、最大の違いは、米良さんご自身がいつも仰っていることですが、
お身体に大きなハンディを抱えていらっしゃると言うこと。

これでもか、これでもかというように奇跡の高音を聞かせてくださるソプラニスタ、
その声を作るに十二分に豊かなボディ、米良さんには、そのようなボディは
ありません、でも、でも、彼の身体は細大漏らさず全て「歌」のための楽器。

最高の「音」を演出するために、最高の状態を作り出す、それが米良さん。

どう見られてもかまわない、なりふり構わず歌に全てを託す姿勢、その姿勢に
私は心を打たれます。

「かっこよく歌いたい」などという思いは、あるのかな?
でも、あったとしても、歌い始めたら、全身全霊をもって素晴らしい音を
作り出す米良さん、引き込まれずにはいられません。

歌が始まったら、歌にこめられた思いを、聴く私たちに最大限伝えずには
いられない米良さん。

だからこそ、米良さんという素晴らしい媒介を通じて伝えられる歌の心を、
ちゃんと受け止めたいと、切に願います。

ではありますが、選曲、だいぶ不満!

“ヘイヘイホ~”だけはやめて!!!
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