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魅せられて・・・バーミーズ


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八ヶ岳音楽堂 米良さんリサイタル その1

2010.01.21(08:25) 370

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1月16日 

八ヶ岳、雪の音楽堂で念願の米良さんリサイタル。

今回、「古楽」のジャンルがなく、最初の賛美歌「輝く日を仰ぐとき」以外は
全て日本の歌でしたが、この日本の歌を通して、米良美一さんという方に
宿る「言霊」を強く感じたリサイタルでした。

日の本(ひのもと)日本は古来「ことだまのさきはふ国」。
神代から、「歌」の心はあまねく神々を始め人の心を捉え動かす
素晴らしいものであると言われ続けています。

三十一文字(みそひともじ)の万葉の和歌の時代から延々と・・・

その日本の伝統が、このような形で米良さんによって継承されていたこと、
そしてそれを最高の環境で聴くことが出来たこと、企画された方に感謝!



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この音楽堂、「木のホール」は、自然な柔らかな響き、温かいぬくもりを感じさせてくれる
六角形の美しいホールです。


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開演前の待ち時間は、ワインとサンドイッチのサービスがあり、赤ワイン、白ワイン、
それぞれ飲み比べる楽しさも嬉しいものでした。

また、落ちていく夕陽の中に、富士山までがかろうじて展望できて感激もひとしお。

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言霊(ことだま)宿る

あ・ い・ う・ え・ お

このたった5つの母音、米良さんはいったいいくつの
「あ」音を、いくつの「い」音を歌い分けることができるの
だろう!

文字で書いてしまえば「あ」「ア」だけ、でも、輝きに満ちた
「あ」、憂いに陰る「ぁ」、幸せな「う」、哀しい「ぅ」、
思いの丈をこめて「お」、不審に満ちて「ぉ」などなど、
なんて数限りない“こころ”がそこに色を添えることか・・・

文字一文字が、歌う人によって表情を変える。
歌う人の数だけ異なる世界が展開する。

でも、詞を作った方の最も深い思いは米良さんを通じて
聴く私たちに伝えられる。

これはもう霊的な世界
“言霊が宿った!”

と思いました。

以前ある友人が米良さんを評して曰く
「米良さんはイタコのようだ」。

死者からのメッセージを伝える“イタコ”、友人は「詞」を作った
人の“思い”が米良さんを借りてほとばしると(は言わなかったが
多分、そう言いたかったのでしょう)。

確かに今回私が感じたのも非常に霊的な世界。

もともと米良さんには一種独特の雰囲気があって、彼自身
「おどろの世界」と仰っていますが、確かにその“おどろ”が
活き活きと活躍した、そんなステージでした。

霊山「富士」を背景に、昼から夜に移行する微妙な狭間の“時”、
魑魅魍魎がこれから活躍するという刻限でのリサイタル。

『とおりゃんせ』
で、私は“言霊”が、米良さんにしっかり宿っているのを感じました。

***********************************************

「とおりゃんせ」

いやぁ、恐かったですね!
ゾーーーーーっと鳥肌だつ、恐ろしい世界を米良さんは再現!


“天神様”の境内、私たちが子供だったころ、黄昏時は“魔の刻限”の
恐ろしさを感じませんでしたか?

特に「天神様」にまつられている“お狐さま”、信心している信者には
貢献あらたかでも、裏切ったら“たたり~~~”の恐ろしさが待ち構えているそうな。

鳥居を超えてみたい、でも、超えるの、恐い!

子供心にそのような“恐れ(畏れ)”を与えた「天神様」。

忘れてしまった記憶が、米良さんの歌によってまざまざとよみがえります。




魅せられて・・・バーミーズ


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