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ミーちゃんその後

2007.02.21(07:02) 204

hikoma日記
     「みーちゃん その2」

7月29日
「ねぇ、何か隠していることなぁい?」
夜中に突然姉からの電話。
「え?」
なにか隠していたことあったかしら?
しばし沈黙。
「なにかしら?思い当たらないけれど・・・」
「本当に?」
声の調子がどうも思わしくない。
「なによ?」
気になるじゃないと、聞いた話があっと仰天驚いた驚いた!!!
「仔猫がいるのよ」
えぇええええええ!!!
「どこに?」
空き家になっているお隣の塀の隙間から3匹の仔猫が現れて、みーちゃんはその仔猫たちに何か声をかけながら塀の上から見下ろしていたそうだ。
「ピーピーお腹を空かせて鳴いているからドライフードをふやかしてやったらよっぽどお腹が空いていたのね、すごい勢いでたべたわよ。」
ひえぇーーーーーー。
そんなの私知らない、だって産み月と予定した頃に注意してたけど全然そんな様子なかったじゃない。みーちゃん、だましたな!
で、とにかく姉には私は全くそんなことは知らなかったと言って電話を切り、一日おいて次の月曜日、教室に行くといつもは私を待っているミーちゃんが姿を見せない。あれ、姉との電話を知っているのかな?不思議に思いながら授業をはじめてしばらくした時、すーっと姿を現した。
「みーちゃん、赤ちゃんいるの?どこにいるの?」
みーちゃんは知らん顔でおいしそうに鮪の缶詰を食べ続けている。
そのうちに仔猫が出てきたらその時にまた考えよう。とは思ったが私にとっては青天の霹靂、なんともかんとも頭の痛くなる事件。それにしても、姉は仔猫の鳴き声も聞いているというのだが、私はなにも聞いていないし、姿も見ていないし、まして、みーちゃんの様子に妊娠の兆候も見られなかったし、お産したという様子もなかったし・・・・と繰り返し時間をさかのぼって記憶をたどっていったが、なにも思い当たらない。
あー、困った、困った、困った、、、、、、、、、
翌日は火曜日、空き家になっているお隣の家にチェンソーを持った草刈りのおじさん達が入って、のび放題だった草をきれいに刈っていった。私が行った時にはもうそのおじさん達は帰った後だったが、きれいさっぱり涼しげなお庭になっていた。
みーちゃんはこの日もなかなか姿を見せない。授業が終わって、10時半、まだこないなぁとさらに30分ほど待ったが、私の方もお腹が空いてきたのでドライフードを器に多めに入れて帰宅。
8月2日 水曜日。
昨夜器に山盛りにしておいたフードはそのままに。
みーちゃんはそれっきり私の前から消えてしまった。

その週いっぱいフードの用意はしておいたが、他の大きい猫が入ってくるので、とうとうあきらめてきれいに食器類は片付けてしまった。

次の週、授業しているところに姉がやってきて、「仔猫がね、いるのよ。」
「どこに?仔猫なんて私一度も見ていないし、みーちゃんだっていなくなってしまったじゃない。」
「それがね、マサミがね、仔猫にえさをあげてるの。」
マサミというのは、卒業生で、夏休みや週末には大学から戻ってきて姉の仕事を手伝ってくださっている優秀な一番弟子。
猫アレルギーがあり、小さいときには猫が怖くて怖くて仕方がなかったというマサミちゃんが仔猫の面倒を見ているという。
そして、その日、ついに私も仔猫を2匹確認。
まさしくみーちゃんの忘れ形見(?)、色も模様もそっくりそのまま、ただ、コートが少し長い。もう一匹は多分お父さん似。お父さんは大きなブラウンタビーだったが、そっくり。でも、最初の話では3匹いたはず。
ちょうど臼井先生のところにみーちゃんの避妊手術のお願いをしてあったので、いなくなってしまったこと、仔猫が2匹残されていることなどお話しする。
「それね、多分草刈りさんが原因、きっとそこのお宅に住み着いていたのが危険を察して仔猫を一人連れて移動したんだわ。」
というのが玲子先生の意見だった。
「3ヶ月までに人に接することがないと、駄目なのよ。完全な野良ちゃんになっちゃうわね。」
私の心配もそれ。みーちゃんはなんとか背中くらいには触れることができるまでになっていて、もう一歩という距離に接近していたが、仔猫は・・・・
チョロチョロっと影のように庭を横切る気配はするものの、用意してあげた食器からフードをくわえて逃げては余所で食べ、また戻ってきてはくわえて逃げて、あぁ、この子たちのこれからはいったいどうなるのか?
すっかり途方に暮れてしまう。
仔猫には栄養価の高いものを与えなければならないから、ヒルズのグロース缶に粉ミルクをまぶして、こんな風にあげてねとマサミちゃんに指示を与えて、とにかくしばらくは様子を見るしかないと、覚悟を決めた。


魅せられて・・・バーミーズ


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