タイトル画像

スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


魅せられて・・・バーミーズ


スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]
タイトル画像

「元気くん」

2008.01.01(07:58) 198




ガンバルニャン?号「元気くん」
            子育て奮戦記

お母さん、子宮全摘、お乳がでない!
           でも、僕はがんばるにゃん!


8月16日、出産予定日2日前、ナーシャ出血。病院はまだお盆でお休み、困ったとは思ったが、これまで無事に出産を経験しているナーシャなので、今夜あたりに産んでくれるだろうと呑気に構えていたところ、翌17日になっても産む様子がない。陣痛も来ないし、出血して破水したらしい形跡はあるが仔猫の姿はない。病院に電話をかけてみたものの、お休みあけで多分先生もてんてこ舞いしていらっしゃるだろうと、明日伺いますとの連絡のみで電話を切る。ナーシャはいつもと変わらず食欲もありお腹をさするとご機嫌良くゴロゴロ満足そう。でも、変! という状況で18日朝一で病院に駆けつけるつもりが・・・こんな時に限って何ということ、庭先に枯れた松の木が倒れて径をふさぎ通れない。困った、困った、困った、が、せっぱ詰まると人ってとんでもない知恵が湧くものだと我ながら感心! 鉈でとがった枝を力任せにたたき落としてから古いお布団を松の木の上に掛け渡して一気にその上をばく進、メリメリッという音がしたのは枯れた松の木が布団の下で砕ける音だったようだ。1時間以上を無駄にしてしまって、9時の開院と同時に着く予定が大幅に遅れて10時半。速く速くと玲子先生、あわただしくレントゲン、エコーで少なくとも1匹の胎児の生存が確認できた。
「私これからオーストラリアに発たなければならないの、1時には出なければ」と玲子先生、でも間に合って良かった!とすぐに手術にかかる。
産道は膿で塞がっていてその先に死んだ胎児がいて、さらにその奥に、あ、生存者1名・・・
「生きてる! この子は何としてでも助けなきゃ」
手術室から看護師のみなちゃんが 仔猫を受け取り酸素吸入、吸引を繰り返し、浩絵さんが仔猫を時折逆さにふって血行をうながし、私はそばで仔猫のマッサージを続け、長い長く感じられる30分が経過したが仔猫は麻酔が効いてしまってなかなか目が覚めない。もうダメかとあきらめかけた時、ムニュムニュっと身体が少し動いた。
「その子、爪がすごい、シッカリしてるから助かるわよ、頑張って!」
手術室から玲子先生の声。
パクパクとお口も開いて息を始めた様子、でもまだ鳴かない・・・
12時、ナーシャは子宮全摘、手術は無事終了。仔猫もやっとか細い声で鳴きだした。ナーシャの腹帯の間からとにかく初乳を飲ませたいと、仔猫をお乳にあてがって何とかわずかではあるが初乳を飲ませることに成功。12時半、玲子先生、お支度を速くとお願いし、仔猫を連れて帰宅。夏で暑いさなかではあったが保温は必要なので、小さめのホカロンで体温維持しながら例によって、エスビラックの缶ミルクを注射器で与えると仔猫がすごい勢いでチューチューと吸ったのにびっくり! 生まれたての赤子とは思えない吸いっぷり。この子は生命力があるから大丈夫だと、その時点で安心したがそれが油断を招いた。
90gで生まれて、毎日ほぼ2時間おきに哺乳、体重は3日で120g、順調だと思っていたら4日目、急にミルクを飲まなくなった。イヤイヤをしてどうしても飲んでくれない。それなのにお腹はポンポンに張っている。おかしいな、もしかしたら便秘かもしれないと便秘を疑ってしめらせた柔らかいティッシュでそっと肛門を刺激しているとそのうち大量の便が出た。それまでも排尿、排便、全て順調だったので、この大量の便にはびっくりしたが、どうも便の匂いが良くない。が、出るものは出たのでさぁこれでまたミルクは飲めるだろうと安心したが、ことはそう簡単にはいかなかった。木曜日、金曜日、哺乳難航、体重は110gに。たまりかねて土曜日ナーシャも退院するので赤ちゃんを連れて病院に。
診察台の上でも異臭のする水状の便を。で、整腸剤をいただいて帰宅し、ナーシャに預けてみるとナーシャは仔猫を噛む仕草をするので落ち着くまでは無理と判断し、また小さな箱に隔離して哺乳を続けるが、なんとしてもうまく飲んでくれない。体重は依然として110g。
「親に預けろよ」とうとう潔さんがそう言った。
「でも、子宮全摘だからお乳でないの」
「それでも親子なんだから」
だって噛むし・・・と言いかけて、時間が経過しているのでもしかしたらとナーシャに預けてみた。フンフンと仔猫の匂いをかいでいるナーシャ、固唾をのんで見守る私。
ややしばらくして、ナーシャは仔猫を舐めだした。ぺろぺろぺろぺろ、仔猫は嬉しそうにお乳に突進し狂ったようにお乳に吸い付いていく。あぁ、出るはずがないのに・・・・とあわれに見ていたが、出るはずがないお乳でもわずかにしみ出る程度には出る様子。
仔猫の消化不良は多分細菌感染が原因と、帰国した玲子先生は抗生剤を、まだ小さいからあまり使いたくはないけれどと少量注射、整腸剤も量を増やしてと指示を下さった。
哺乳は哺乳瓶でとのことだったのでその日から哺乳は哺乳瓶に切り替えてみた。
ジュージュージュージューとあっという間に哺乳瓶が空になる。3週目にしてやっと先の見通しがついた。順調にミルクを飲み始めてから3日目、用意してあった仔猫用のトイレ、ピンクの紙砂の上で、ニュグッと形のあるウンチをした。1ヶ月を待たずトイレで用を足した仔猫ははじめて! でもそれで安心喜んではいられなかった。またもや哺乳拒否。
哺乳瓶の乳首をグニュグニュ噛んでミルクなんかいらないよっとばかり大暴れ、哺乳に手こずるようになった。仕方なくまた注射器に戻しお口に流し込んでやる、私だとうまくいくが潔さんではなぜかダメ。私には仕事があるのでどうしても留守中は潔さんに面倒を見ていただくしかないので困ってしまったら、「なにか食べたいんじゃない」と潔さん。
まだ1ヶ月には満たないけれどとヒルズのキツン缶にミルクを混ぜたものを指先につけて仔猫の鼻先に持って行くとウンガ ウンガ ウンガ と声を上げて食いついてきた。
あ、食べる!と食器を置いて様子を見たが、あの勢いはどこへやら、仔猫は知らん顔。
え?どうしたの?あんなにウガウガ食べたじゃない。おかしなことに仔猫は食器には無関心。そこでもう一度指先につけて与えてみると、ウガウガウガ・・・・
えぇ??? 痛いほどではないが指を噛みながら上向いて食べる。
どうも食べ物は上から来るものという認識が仔猫にはできあがってしまったらしい。
小皿にいれて与えるとミルクも飲まないが注射器には吸い付いてくる様子からもそれがわかった。でもね、お食事は上から落ちてくるわけではないのよ、ほら、あなたの好きなナマリ、いぃ、ここよ、下のここよとうまく誘導すること数回、やっと、やっと35日目の今日、下に置いた小皿からナマリを食べさせることに成功。
仔猫は元気に育ってほしいという願いを込めて『元気くん』と命名、今彼は大きな目でちゃんと私を見つめて呼びかけにちゃんとお返事するようになった。
1ヶ月に及んだ哺乳生活、あ~~~、ブリーダーって若くなければできないなぁと、ちょっと考えさせられるガンバルニャン?号の経験でした。
(ガンバルニャンは全哺乳で私が育てた第一号の思い出深い猫です。)

2007/9







魅せられて・・・バーミーズ


<<A Happy New Year! | ホームへ | 2008 1/1に>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hikomaburmese.blog38.fc2.com/tb.php/198-70c4d96b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。