九州のショー
|
- 2008/06/30(Mon) -
|
九州のショー。
博多に着いたのがもう10時ごろだったのと、雨が激しくたたきつけるように降っていたので、食事に出るに出られず、といって1日1食(東京駅「たけがみ」のおそば)というのもあんまりだと、ちょうどホテルのお隣にあったラーメン屋さんに入った。 「食券を買ってください」 無愛想な声。 “あ、食券ね、んーーーー、何にしようかな?” 豚骨ラーメン、替え玉付き 高菜炒飯 スープ付き 大盛り何とかかんとか・・・ そんなの食べたくない、どうしよう? 『塩ラーメン』 あ、これならあっさりしていて何とか行けるかも? 600円を入れて食券を買う。 待つことしばし、「はい、お待ちどう!」と運ばれた 塩ラーメン、澄んだスープにカンスイの効いた黄色い麺、チャーシューが一枚、青みには小口葱(?)、見ただけで食欲がそそられる。 でも、どうかしら? おそるおそる一箸麺を口に運ぶ。 おや? スープを口に含む。 あら?! 美味しい! 何がどうと言うことはないけれど、知らない味との出会いがあった。 以前天神で一風堂のラーメンを食べ、美味しかったが、これは東京でも食べることができる。一風堂だけではない、有名店はほとんど東京にも支店を設けているので、九州独自の味を探そうと思ったら、きっとこのような小さなお店を探さなければならないのかもしれない。 偶然の雨が運んだ「未知の味」。 出しはお魚と言うことまでは分かった、でも、その中でもとてもよく知っているあるものの味が感じられて、でもそれが何なのかどうしても 分からない。 食べ始めてからずっと考えて、考えて、とうとう器にはスープものこリ少なに。 「あの~」 ちょうど傍を通った店主にきいてみた。 「とっても美味しかったけれど、このスープは何のお魚を使っていますか?」 すっきりと刈り上げにして手ぬぐいを巻いたいなせな店主が答えて言うには、 「あじこ、いりこと○○○なんです。」 えーーー? ○○○ですって! そう言えば確かにそうだわ、でも、出しに使うなんて! 驚きの食材。 さて、この○○○ってなんだと思いますか? 意外なもの、身近なもの、噛めば噛むほど味の出るもの。 ちなみに、私はそれが嫌いです。 匂いも味も、でも、スープは美味しかった! と言うことは「味」って、既成概念に縛られてはいけないって ことなのかも。 ○○○を当ててください。 |
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://hikomaburmese.blog38.fc2.com/tb.php/122-4fc6d51a |
| メイン |
|